大臼歯1

遠心根からガッタパーチャーポイントが逸出していますが、自然吸収しているようです。

画像クリックで拡大されます。                                               No.5608 藤川

 

初診時

1978年(昭和53年)1月20日

根充時

1978年(昭和53年)7月13日

根充後 約9年後

1987年(昭和62年)6月9日

根充後 約9年後

 約1987年(昭和62年)12月19日



大臼歯2

 

前例と同じく根尖孔が開いている症例。根尖孔が閉じていようが開いていようが、要するにデッドスペースなく根充すればいいと言う事ですね。画像クリックで拡大。                                       南義弘

初診時

1978年(昭和53 )3月29日

根管長測定

1978年(昭和53年)3月29日

ポイント試適

1978年  (昭和53年) 4月18日

根充時 ポイント試適から9日目

1978年(昭和53年) 4月27日


根充後約10ヶ月後

根尖部には骨再生認められるが根分岐部にシャッテン残る。

1979年(昭和54年)2月 9日

根充後、約9年後

根分岐部もほぼ骨再生認められる。

 

1987年  (昭和62年) 2月7日

同じく根充後、9年後

 

 

1987年(昭和62年)4月9日



大臼歯 3

 

近心根半分、吸収消失。ダメ元でやりましたが10年はもちました。

初診時 近心根が吸収され短くなっている様 

2004年(平成16年) 9月22日

根充時 近心根ガッタパーチャーポイント大きく逸出。遠心根 さわっていない理由不明

2004年(平成16年)10月9日

根充後 約5年 根尖から逸出した根充剤殆ど吸収されている

2009年(平成21年)10月23日

根充後 約11年後 根尖孔から逸出した根充剤は完全に吸収、根尖部シャッテンも消失

2015年(平成27年)5月13日


大臼歯 4

 

一見根尖まで根尖されているようだが、遠心根の根充が太平洋にゴボウ状態。根分岐部に大きなシャッテン

初診時 一見根尖まで根尖されているようだが、遠心根の根充が太平洋にゴボウ状態

根分岐部に大きなシャッテン
1999年(平成11年)8月3日

根充時 遠心根のみ再治療

遠心根の根充、左の写真と比較

1999年(平成11月8日)

根充後8カ月後 割に早く根分岐部のシャッテン消失

2000年(平成12年)6月30日


大臼歯 5

 

根尖に歯冠大近くのシャッテンある症例です。

7年後でシャッテンかなり小さくなり11年後でほぼ消失していると思います。

11年の経過みています。

初診時

根尖部にかなり大きなシャッテン

2008年(平成20年)5月9

ポイント試適

 

2008年(平成20年) 6月8日

 

 

根充時

 

2008年(平成20年) 6月23日

 

 

根充後約5カ月

シャッテンの大きさあまり変化なし

2008年(平成20年) 12月8日


根充後 約9カ月後

シャッテン少し改善されているよ 

2009(平成21年)3月13日

根充後 約7年後

シャッテンほぼ消失

2015年(平成27年)4月6日

根充後 約11年後

 

2019年(令和1年)2月22日

根充後 約12年後

シャッテン完全に消失

2020年(令和2年)11月25日



大臼歯 6

 

近心根根充、根尖部に届いていない。(ファイル折れこみ?)が、治癒している症例

画像悪いですが、近心根の根尖、根分岐部にシャッテン

2005年(平成17年)6月6日

根管長測定 

2005年(平成17年)6月10日
根充時 根管長測定時より7日後
近心根は少しアンダー
2005年(平成17年)6月17日

根充後 約2年根尖部分岐部シャッテン僅か認める

2007年(平成19年)5月7日
根充後 約6年後 シャッテンほぼ消失
2011年(平成23年)


大臼歯7

 

感染根管の歯34年間経過をみました。最終的には歯根破折しましたが、根尖病巣の再発が原因ではないので感染根管治療としては上手くいったのではないかと思います。根充後推定約15年はもちました。歯根破折しましたが、無症状の為、根充後34年使えました。

初診時

 

1977年(昭和52年) 8月25日

根充後 約12年後

 

1989年(平成1年) 12月12日

根充時

 

1977年(昭和52年) 10月3日

根充後 約20年後

歯根のヒビによるシャッテン

1997年(平成9年) 2月21日

根充後 約6カ月後

かなりシャッテン縮小

1978年(昭和53年) 3月28日

根充後 約23年後

歯根ついに破折、無症状の為放置2001年(平成13年) 2月21日

根充後 約10年後

シャッテンほぼ消失

1987年(昭和62年) 1月22日

根充後 約34年後

歯根バラバラに

2011年(平成23年) 4月26日



大臼歯 8

髄床底が破れている?とにかく4年はもったようです。その後の記録はありません。

初診時

髄床底 穿孔?昔なので記録ありません。

1973年(昭和48年) 6月11日

根充時か根充後かは不明

 

1973年(昭和48年) 6月29日

根充後 約4年後

岐部のシャッテンはほぼ消失、記録はここまでです。

1977年(昭和45年) 2月25日



 大臼歯 9

根分岐部を含む大きなシャッテンのある感染根管歯、約3年でほぼシャッテン消えた症例

初診、根管長測定時 根分岐部含む大きなシャッテン

1985年(昭和60年)4月12日
根充時
1985年(昭和60年)5月1日
根充後 約一か月
1985年(昭和60年)6月3日
根充後 約3年後
シャッテンほぼ消失
1988年(昭和63年)4月12日


 大臼歯 10

 

近遠心根の周囲にいやらしいシャッテンある症例。近心根の根充少しアンダーなようですが、10年後もシャッテンはないようです。

右レントゲン像、初診時   1978年(昭和53年)4月17日


根充時 
1978年(昭和53年)7月4日
根充後 約3ヶ月後
1978年(昭和53年)9月21日
根充後 約9年後
1987年(昭和62年)1月22日
根充後 約10年後
1988年(昭和63年)3月17日


 大臼歯 11

近心根があるのか、無いのか、よく分からん症例。ポストコア形成に失敗、せん孔させたようでシャッテンができました。しかし、炎症症状出ず12年後には不思議な事にシャッテン縮小しました。

初診時 近心根が不明瞭

1974年(昭和49年) 10月29日
ポイント試適時
1974年(昭和49年) 10月31日
根充時 
1974年(昭和49年) 12月2日
根充後 ポストコア形成に失敗、遠心根にせん孔
1974年(昭和49年) 12月20日

根充後 約5ヶ月 せん孔部にシャッテン
1975年(昭和50年) 4月26日
根充後 約7ヶ月後
1975年(昭和50年) 7月22日
根充後 約12年後
1986年(昭和61年) 12月17日


大臼歯 12

 

 

 

正に、破れかぶれと言った症例  しかし、少なくとも4年はもちました。

 

初診時  

1999年(平成11年)5月9日

根充時 

1999年(平成11年)5月9日

根充後 約4年

1999年(平成11年)5月9日



 大臼歯 13

 

根充後、約5年後シャッテンほぼ消失しましたが、約8年後歯槽骨水平的吸収見られる症例

 

 

 

初診時

2005年(平成17年) 4月20日

根充時

2005年(平成17年) 5月10日


2006年(平成18年) 8月27日

2008年(平成20年) 12月12日

根充後 約5年後

2010年(平成22年) 12月10日

根充後 約8年後

2013年(平成25年) 11月25日



 大臼歯 14

結構ひどい症例、勿論ダメもとでの治療です。

4年後の経過しかありません。一応治癒傾向ではないでしょうか。

 

左側 1996年(平成8年)5月20日

    初診時 根充時の写真はありません。

右側 2000年(平成12年)3月3日

   根充後 約4年 分岐部に少しシャッテン残っています。その後の写真

   はありません。